自分の心を見るときにも、「自分を疑う」心が根底にあった方が、自分のありのままの姿を見つけやすいですね。例えば、アーサナのやり方一つとっても、最近上手に手を繋げるようになったとか、上手に足が上がっているという、できているは…

体は自分の言う通りになります。体と心は1枚の薄い紙の表と裏という関係ですから、心が非常にネガティブな思いでいっぱいになると、体はその通りにネガティブな状態を生みます。体がどんなに不調だなあという感じがあったとしても、心が…

他人事でないように全てを感じとるための、集中力というのは鍛錬しないと開発されていかないものなのですが、生きていくためにどうしても必要というものでもないんですね。ごはんを食べて、排泄して眠るという生き方であれば、全然自分だ…

シャンティパットに通っている時は、最低でも週二回こなければいけないので、慣れてしまうと空気と同じですね。ところが辞めてしまって、いざなくなってみると、いかにその空気の存在が大きかったかという事が始めてわかるという段階の人…

以前から「軽やか」っていうのはすごく大事だなあという意識がありました。質のいい物、一流というのは、本当に軽やかなんだなあって。特に最近は食べる物に非常に神経を使うようになって、やっぱり一口食べたときの軽やかさが全然違いま…

笑える心が常にあるかどうか、感謝の心があるかどうかが、自分の体と心を速く幸せに導くカギなんです。こんなに長く通っているのになかなか良くならないと思ったり、伸び悩んでいるなあとか、なんで自分は具合が悪いんだろうとか、そうい…

「気づく」ってことがすごく大事だと思うんです。どっぷり社会、世間、会社のなかにはまっていて、それを疑う目を忘れてしまう。自分の心の在り方、体の在り方が、本当にこのままでいいのかなあという目を失ってしまうと、人間の成長はと…

今いろんな段階の人がいると思います。心の平和が今一番の問題の人もいれば、まだまだ筋力を先に開発しなければならない人もいれば、心と体がばらばらで何とかくっつけたい人もいると思います。それぞれが自分の問題に向かって一歩一歩あ…

現代はコンピューターの発達によって、目を非常に使っています。目だけを使っていると自分では実感がなくても弊害で起きている症状があります。お仕事で目を使うのは避けられないですから、そのほかの日常生活で使ってない感覚をより多く…

「みんな平等に、いつ死ぬか分からない」のが人生というものです。自分が何も悪い事をしていなくても、命が終わりになるような事故に巻き込まれることだってあります。怖がるとか、怯えるということではなく、覚悟ですね。死ぬという事と…