生きることはなんでこんなに苦しいんだろうって思っている時代が、二十代、三十代とありました。ヨーガが心と体を劇的に変えてくれるまで、そういう思いがずーっとあったんですね。けれど、もう治らないという宣告を受けた時に、いろいろ…

人生というのは本当に一寸先は闇で、一秒後に何が起こるか全くわからないんだなあと改めて思いました。年末、早めに吉浜へ行ってとにかく体調を復活させないと新年の活動やレッスンに支障が出るなあと、そのことばかり考えていたんですね…

事実と感情を切り離しながら、ありのままをありのままに受け止めていくと、人生のすべての悩みから解放されるんです。悩みが一つもなくなるんです。娑婆の人たちはそういうことをいうと、「理想〜」とかいって、何十回も鼻で笑われました…

楽をしたいという気持ちが出てくることがありますね。それは自分で脳死の状態をつくっていると考えた方がいいと思います。じゃあ、がんばって辛いことばっかりしたら脳が生き生きするかといったらそうではなくて、自分の負荷をかけること…

ありのままの自分と、野放しの自分とは違います。野放しの自分というのは動物です。下等な脳の自分です。一方、ありのままの自分は人間です。高等な脳が働いています。 野放し状態がありのままの自分だと思っていると、大変なことになり…

何かをやり遂げたときの達成感は、本当に細胞を活性化させるし、自分にとって大きな喜びになります。それまでの負荷が大きければ大きいほど、苦労や努力も根性も気合もいりますが、自分の細胞を振り絞って乗り越えて、それを超えた時の達…

「なりたい自分」になる！と決意しても、なかなか思い通りになりません。それは、今までに作ってきたカルマがあるからです。今までの行動、考えたこと、話したことなどが潜在意識の中に深い深いカルマとなってあるので、決心してもいきな…

例えばリトリートの1泊2日、たった48時間で人生が変わった、生まれ変わった、なんてことはありえないと思うかもしれません。でも、何かものすごい深い気づきが潜在意識の奥のほうでバチッと起きれば、今までとは全く違う自分だという…

びっくりしたり、怒ったりしたとき、体の状態を観察してみると、必ずいろんな所に力が入って緊張しているのがわかります。首が締まったり肩が締まったり、喉が締まったり横隔膜が締まったり。それを続けていると、日常的な体のコリになっ…

私たちは、自分で勝手に思い込んだ「ねばならない」に縛られています。人からよく思われたいとか、いい人だと思われたい、頭がいいと思われたい、優しい人だと思われたいとか……そうすると「ねばならない」ことでいっぱいになってしまい…