自分という我（が）の部分と、そうでない魂の部分というのが一緒になっている間は、悩みと苦しみがずっと続いていきます。そうじゃなくて、今ありのままを、ただ淡々と知っていくというのを徹底的に練習すると、波立たない鏡のように、自…

この四半世紀の間に、社会の仕組みが変わり、政治や教育のあり方が変わり、人間関係のつながりや価値観も変わってきました。それでも、私の内に変わらない思いがあります――出会った人を限りなく愛し尽くす。 世の中の人と人とのつなが…

神様が人間を創った時に、強い人は一人も創っていないんです。なぜならば弱く創っておかなければ修行が成り立たないからです。人間がみなすごく強く創られたとしたら、修　行する必要がないし、意味がないので。ただ、弱い場所が人によっ…

本当に一分後、一秒後は分からないなって思います。自分は明日もあると思って、来月も来年もあると思って息をしているかもしれませんけれど、本当に一秒先に何が起きるか分からない、その時に結果が出ていなくても、どういう姿勢で自分が…

自分で発見した自分の嫌いな心の部分というのは、恥ずかしくて口に出せないと思うくらい悔しいと思うべきなんです。自分の心の中にこんなに素直じゃないものがあると、甘ったれたものがあると、怠けている心があるということが苦しい、恥…

完璧な人間なんていないんだから。みんなわがままなんですよ。神様がそういうふうに創っているから。だけど、そのわがままを何とか少しずつ、人に迷惑をかけない形に調教している発展途上なんだなと、分かっていることが大事なんです。調…

自分が仕事が忙しくていっぱいいっぱいだとか、体の具合が悪いとか、こんなにしてあげているのに理解されないかわいそうな私とか、そういう同情してもらいたいという心があると、自分を貶める結果になります。この同情を引くっていうこと…

自分の好きなところ、良いところ、自信があって気持ちが良くて、力が全開に前向きになれるところを、努力を惜しまずに一生懸命育てようとする。そうしているうちに、自分の弱点は知らないうちに目立たなくなります。でも生涯消えることは…

自分の心が忙しかったり、疲れていたり、自分の悩みとか息苦しさで一杯だと、ありとあらゆるものが発信し続けている神様のメッセージを、ひとつも受け取れません。ちょっとゆっくり呼吸をして、自分の想像力を広げて、しかも自分の心の中…

どんなことでもどんなに受け入れたくない自分の側面でも、気づき続けているということには、ある種の執着を持つべきだと思っています。いろいろな執着を捨てなさいとヨーガの本には書いてありますけれど、自分の魂を向上させていくという…