人として正しい道を歩もう、豊かな心を持とうと努力することは大切なことです。でも、自分は良いことをしているとか、ちょっといい人になったとか、そんなふうに思うことはすごく間違っていると思います。本当にこれでいいのかなぁと、どんな時も自分を点検する目は厳しくしないと、いい人の「つもりの人」になってしまいます。
ヨーガをやってたくさんいい教えを聞いたり読んだりすると、どうしてもそういう傾向にはまりやすいです。もっと厳しいバランス感覚や、いろんな角度の目を自分自身の中に持って、自分のやっていることを客観的に冷静に判断していくことが、本当の意味でのヨーガの教え、より良い人生を生きるために必要な視点です。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ