少しずつレベルが上がっていくと、エネルギーを感じていくことも、本気であればあるほど分かるようになってきます。その本気さをどういう形にして表現していくかで、グレードが上がっていくのです。昔々、ものすごくストレートなパンチしか打てなかった頃と、今は同じ本気さですけれど、笑顔に代えてみたりして伝えようと努力をしています。でも、元にある本気さはなんら変わってないんです。それは、相手のエネルギーを読むという集中力、タイミングにも関係しています。増長しているときであれば厳しいパンチの方がいいし、爽やかであったら花束として渡した方がいいみたいなことは、観察する集中力によって生まれるものだと思いますね。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ