痛みを伴う愛こそ本当の愛

インドでは、どんなに貧乏な人でも月収の7%はお布施する事と、小さい頃から叩き込まれています。シバナンダアシュラムの参道を歩いていたら、私があんまりにも汚い格好をしていたので、お祭りの時に乞食の一人が私を手招きして、「お前はお菓子を食べたのか?」って聞いてきました。「食べてない」っていったら、その乞食は自分がもらったたった1個しかないお菓子を半分私にくれたんですね。それがお布施です。それは自分とすごく闘わなきゃ出来ない行為ですよね。自分が本当に大事に思っている物、一つしかないお菓子を半分、人にあげるという行為がマザー・テレサのおっしゃる「痛みを伴う愛こそ本当の愛なんだ」っていう事です。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ