わずかな揺らぎをギュッてつかむ

負荷をかけるって意味はね、百回しか腹筋できないのを三百回やるって事じゃないですよ。もっと深い集中力で自分の中を見逃さないって事なんです、負荷っていうのは。微かな揺らぎをギュッて掴んでみるっていうのが、実は一番負荷がかかる事なんですよ。それだけよ、負荷って。気づき続ける事。いま感謝がなくなっているから心がこうやって荒れてるんだなとか、なんか楽しくないって感じるのは生きてる喜び、命に感謝してないんだなとか、そういう自分の心がちょっとブレてるのを掴むかどうかなんですよ。その集中力が途切れないためには、すごく負荷が必要なの。これこそが究極の負荷なんですよ。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ