慣れの心は魔物で、「感謝」の心を奪うんです。人が生きていくうえで感謝のない日々は死んでいるのと同じという気がします。何かにときめいている状態を生きていると呼ぶので、そこには常に感動があるんですね。その感動を生む元にある心は、生きていることに対する感謝、生んでもらったという感謝、自分がこうしていられることを陰でいろいろな形で支えて下さっているありとあらゆる物の存在に対して有難いなぁという気持ちから生まれるもので、その感謝がベースにない時は感動がないんです。感動がないってことは非常につまらない不平不満ばかりの日々ですね。だけど慣れというのはそこへ行ってしまうので、とにかく生きていることに慣れないということがとても大切だと思います。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ