「もっと欲しい」のは、分けるため

自分のものが減るのが怖い人は、守りの人生です。減ることが怖いと、分けることは絶対にできない。体の中の時計は死に向かって進んでいる分、心やエネルギーや目に見えない、魂が持って帰れるものが一秒ごとに豊かになるのが、生きるということ。とにかく前へ進み続け、ずっと向上し、ずっと求め続けるのが私の好きな生き方で、守りの反対ですね。常に前進し、求め続けるのはなぜかというと、分けたいからです。全部分けるために、もっともっと欲しいんですね。「分けることができなければ与えることはできない。与えることができなければ愛することができない」というシヴァナンダさんの言葉はそうだなと思いますし、どんな時も愛がほとばしっている自分でありたいと思います。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ