自分の一番気持ちの良い種に水をやる

心の中というのは、生まれつききれいな心というのはありません。みな同じです。心の中には憎しみや嫉妬、羨望もあれば、自分勝手の思いや怒りの炎もあります。同時に優しさや思いやりもあるし、人をかわいそうだと思う心、何か手伝いたいという思いもみんな同じ様に種があります。でも、今までその種のどの種に自分が光を当て、水をあげてきたかという事で、今ある、その人の外へ表れ出ている「あの人ってこうよね」というのが大体決まっているんですね。だけどせっかくヨーガに出会ったのですから、一番気持ちの良い種にせっせと水をやり、養分を与え、栄養を与えていけば、今自分が持て余している傾向性というものが小さくなっていきますね。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ