私はシャンティパットで同じことを言い続けています。それが故に、頭の中ではすっかり暗記してできているつもりになっている人が多いんですね。それは、本当に真っ直ぐな目を持って自分を点検することでしか解決できないことだなと思います。そして、つもりの世界が壊された時には、改めて自己嫌悪に陥り、ありのままの自分というのはまだこんな所にいたんだということに衝撃を受けないと駄目なんですね。眼鏡付きとか自分の好きな耳に心地よい音しか聞かない耳せんのようなものをかなぐり捨てて、どんなに見たくなくても、どんなに心が辛くても、あるがままの姿のあるがままのレベルを受け止めた時にしか、進歩はないんです。

ヨーガ教室シャンティパット主宰　紙やまさみ