一瞬でも曇っている自分の心を嫌だと思わない限り、グズグズ悩んでいることが平気だったり、暗く鬱々していることに慣れてしまったり、「まあ、仕方がない」と諦めてしまったりするんです。そういう心があるうちは、もう一人の自分は大きくなっていかないので、日常生活が暗いもの重たいものを心の中に持ちながら流れていくわけです。私の場合はちょっとでもある曇りとか重たさがとても嫌なので、とにかく最短時間で解決したいという強い欲求があります。だから、もう一人の自分が大きくなって、なぜ今心に一点のシミがついているのかということを強く追求しているんです。これは気持ちの良い日々を生きるために大切なことだと思っています。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ