私たちはからだを使って全体を調整しています

『声に出して読む日本語』に、丹田に力がないと正しい日本語を話すこともきれいに発音することもできないので、お相撲の四股を踏ませる。四股を上手に踏めない子供ほどものすごく言い訳が上手だ、と書いてありました。
それは、肚をくくるという意識が体の中になくて、くくれる肚がないからですね。いつも自分は悪くない、自分は正しいと思いたがる。できないのは親のせいや学校のせいだったり、いろいろ巧妙な言い訳だけが上手になっていきます。
心だけを鍛えるということはできないです。自分はこのからだを使って自分自身を丸ごと調整しているんだと理解してください。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.2 -毎日の言葉 篇-」p154
担当:しばね