昔から、よく「たくさんの悲しみを持っている人は、心の中にたくさんの花を持っている」という表現を使います。悲しみの分だけ心の中に花があって、それがいつか花束となって、同じ悲しみを持っている人を慰めるためにその花束を差し上げる事ができる。反面、悲しんだり悩んだりした事のない人はその花がないのであげる花束もないという意味です。人の心の中には曇りもあるし、雨もあるし、嵐もあれば快晴もある。それを全部味わえるようになってこそ、その人の品性と生き方、包容力と想像力の大きさにつながるのです。
出典:「五つの天使が微笑んでVol.4~毎日の言葉~」P241
担当:川越