自信がない時の人の顔っていうのは、ものすごく美しいなあって、いつも思うんです。すごい自信があった人が、パキンと自信が壊れた時にものすごく美しいので、人間に自信なんか全く必要ないと思います。その代わり、いつか自信たっぷりになりたいと思って、ものすごく必死に、一生懸命自分を鍛えていく。そこに全精力を注ぎ込んで、鍛え続けていく。こんなに必死に自信を持ちたいと思わなくても良い日がいつかくるといいなあと、死ぬまで思い続けるというのが、すごく美しく、ひたむきな、求め続けていく魂修行の道だと思います。
出典:「五つの天使が微笑んで」vol.3[3] p208
担当:川上