生かされている自分を感じ取れたら、見えるものも変わります

用事を頼むっていうのは話をしなきゃいけないので、なるべく好きな人に頼みたいですね。人間の普通の気持ちを考えてみれば、しかられるっていうことがどれほどの愛を受けているのかっていうことは自然と分かると思うんですよね。このことは人生の基本です。ただすごい愛をもらっているんだと思えるか、怖いから近寄らないようにしようと思うか、それによってその人の人生のきらめきとか、深さとか、包容力とか、洞察力とかがまったく変わってきてしまうんです。だから常に自分が誰からも話しかけてもらえるような自分でいようとすることですね。人間は1人きりで生きていけるわけではなくて、目に見えない形で本当にたくさんの人に支えてもらって生きています。いろんな人生の局面でどういう風に自分が受け取るかでまったく聞こえる内容が変わってくるというヒントです。それぞれの日常の中で、ちょっと振り返ってみてください。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.3[3]ありのままの自分」p156
担当:大野