物の整理整頓をする時に、本当に大事なものか大事じゃないのかということを瞬間的に選び取っているんですね。無意識かもしれません。でも、覚悟を決めているんです。ひとつひとつ整理をするときに。それで、こっちに置く理由、または逆の方向に置く理由というものを自分のからだの中で探りながら一番効率の良いところへそれを置こうとする。その作業は一瞬ですけれど、脳みそがフル回転しているんですね。それがトレーニングになっているんです。今より何倍も短い時間で仕事ができ、心の中の感情の整理ももっと速くでき、そして丹田力をつけるという意味でも。物が見える量も増えてきます。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.2[毎日の言葉編]」p27
担当:ゆかり