おはようございます。
「元気がでる今日のことば|ヨーガからのヒント」をお届けします。
■言葉の限界を知る
~満月のチャンティングのお話から~
真の会話力を身につける上で理解しておかねばならない言葉の本質があります。
それは、言葉とは通じないものだということです。
たとえば部長が考えていることを課長に連絡し、課長が部下に伝達する場合、部長の頭の中にある考えは100%です。
それを部長が自分で選んだ言葉で表現した時、その考えは80%で表現されます。
課長の理解度を約70%とすると最初の部長の考えから既に56%になっています。
さらに課長が理解したことを課長の言葉で部下に伝えようとする時に70%近くになり、これは最初の部長の考えの40%にしかならない。
この課長から聞いた時の部下の理解度は60%。結局、部長が頭の中で考えている内容のうち、部下に言葉で伝わるのは僅か24%です。
会話力を養う第一歩は、言葉の限界を知ることから始まります。
『到知』2006年12月号・矢部廣重「言葉は誰のものか」より抜粋
今日も素晴らしい1日になりますように。
オームナモナラヤナヤ
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ