おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(7月1日)をお届けします。
◆「ポイントは何か」を見つけたらあとはやるだけ
準備運動やスーリヤ・ナマスカーラは、私がお手本の10カウントだけ号令をかけてあとは皆さんが順番にかけますね。
その号令を聞いていると、この動きのポイントを理解しているかしていないかがわかるんです。
見なくてもわかります。
全ての準備運動は、目的があってやっていることですね。
その目的は何かということを、最初は探りながらやると思うんです。
私がカウントをかける10回のうちに、この準備運動の目的は何かを自分で見つけましょう。
その目的を掴めば、なぜそういうタイミングの号令なのかっていうことが理解できる。
目的をどういうふうに理解してるかで、その号令の長さとかタイミングとかが変わってきますね。
今皆さんは、もう20代じゃないのでただやみくもに、力づくとか100回200回300回という回数で効果を出すのではなくて、頭を使わなくちゃダメです。
頭を使って集中力を使って、常に中心を見極める。
「まさみ語」の中の代表的な言葉のひとつですけど、常に中心を見極めるっていう姿勢。
そういう視点で準備運動をとらえて、何をやりたいのか。
どこをどういうふうに鍛えたいのか、っていうのを見つけ出して、それをやるのにちょうどいいタイミングの号令をかけていく。
それができるようになってくると、体は面白いように変化してきます。
なぜなら、1回ごとの実習が1プラス1って積み上がっていくからです。
でも何をやりたいのか、どこを鍛えたいのかっていうポイントをつかんでないと、1+1が2になっていかないので積み上がらない。
ただ無意味に疲れるだけですね。それは消耗ですから。私は消耗は嫌いですよ。
消耗しないように体と頭を使わないと、24時間の間にできることが減っちゃう。
それには見極める。今は何を使ってどこを使って何をしてるのか、どんどん日常の中でも見極めてぴったりの使い方をすると消耗しないですよ、あんまり。一晩寝ればだいたい治る。
よっぽど反応で骨格が変わってる時は別ですけど、通常の元気レベルだったらそうです。
ぜひ皆さんも「ポイントは何か」を先に見つける。見つけたら、それに合わせた整理整頓をする。という意識を強く持った方がいいと思います。
準備運動の号令だけじゃなくって、お仕事のやり方も、コミュニケーションのとり方も、日常の家事や勉強のやり方も全てそうです。
練習すると、どういうやり方がこの場合は一番スムーズなのか、っていうことがはっきりします。
そうしたら、あとはやるだけでいいです。
皆さんは人生の達人を目指してるわけですから、そろそろ日常生活もその域にいってどんどん整理整頓のクオリティを上げて、どんな瞬間も漠然としたことをしない、漠然とした動きをしない、漠然とした脳みそで何かをしない、という気持ち良さを身に付ければ、更に手応えのある毎日になると思います。
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2022年6月18日(土)朝のレッスンで