肩甲骨が寄らないと、肺の5部屋が使えるようにならないんです。肩甲骨がくっつかないと肋骨が肺を常に圧迫しているので、肺としてはその部屋を使うっていう働きが退化しています。肺の下の2部屋は使いやすいんですけど、鎖骨のすぐ下にある部屋はほとんど使えていないです。そこにスペースを作るために、相当肩甲骨に力をいれて、僧帽筋と広背筋も鍛えなきゃいけないです。広背筋というのは、膵臓と直結しています。だから膵臓も強化して、僧帽筋と広背筋を同時に強化したときに、はじめて肺が5部屋使えるようになります。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ