癖が発動する前にストップをかける

言葉の癖、考え方の癖など、癖というのは無意識でやっかいです。年月を経ると性格の一部になってしまうので、その前に自分の癖が動き始めそうな時に「もう一人の自分」が「あ、今癖の形に入ったぞ」ということを見破らないといけないんです。「もう一人の自分」を育てて、もっともっとシャープに自分の癖が発動する前の自分の体の中の状態を徹底的に洗い出して、情報として記憶して、その記憶した情報と同じ状態が体の中に起きた時にはちょっと待てというストップをかける。それこそ、よい意味での習慣ですね。これを練習したら一段階も二段階も上がった本当のあなたが出てきやすい状態になります。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ