学生時代に受験のための練習問題をやりました。同じ様な問題がずーっと続くので、大体パターンがわかってきます。このページはやらなくてもできると思って、飛ばして次の新しい課題のページにいきたくなる。でも実は飛ばしたページにひっかかる問題があって、本番になってその問題が出た時、落第しちゃうわけです。これが人生にもよくあります。一つの事を気づいて学んで、練習して自分の傾向性を考えて、もう意識が次のステップに行く。けど1ページ飛ばした分は、必ずその後で、飛ばした故に起きる失敗があるんです。それがすごく大事な事で、私の言葉だと「つもりの世界に入る」と呼んでいます。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ