生きることはなんでこんなに苦しいんだろうって思っている時代が、二十代、三十代とありました。ヨーガが心と体を劇的に変えてくれるまで、そういう思いがずーっとあったんですね。けれど、もう治らないという宣告を受けた時に、いろいろやってだめなら、とにかく一生懸命生きることはどういうことか探してみようって考えて、気持ちの向き方が変わってからヨーガに出会うことができて。そこからは本当に必死でしたね。これしか生き延びる道はないし、もしかしたらこれをやり続けることによって、自分のことを好きになれる日が来るかもしれないという気持ちで。ただただがむしゃらに、何も考えずに頑張ったんです。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ