私は自分の信条として、「転んだら絶対タダでは起きない」と決めているので、転ぶのは結構嫌いじゃないです。転んだ時にガチッて何か掴んで起きてくるので、転べば転ぶほど、掴んだ物の奥行きが心の奥深さを作ってくれると思っています。だけど、転んだことをクヨクヨするような生き方だと、きっと転ぶのは怖いだろうなぁと思いますね。ひとつの方向だけ見て、転んだ事をネガティブって決めたら、何も見えてこないけど、転んだお陰で自分の現在の心の段階とか、体の段階とか、何が足りないのか、何がいらないのか、一見ネガティブに見える「転んだ」っていう出来事から本当にたくさんのことが分かりますね。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ