観察するということが、ありのままの自分を知っていくために、必要不可欠な最も大事なことです。他人を見るように自分で自分を見られるようにならないと、観察していることにはなりません。自分の好きな所とか、受け入れたい自分だけを見ているのは、観察とはいいません。
でも、まずこれが正確にできる人は、ほとんどいないといってもいい。見たい所しか見ないし、自分でも見破れない巧妙な言いわけのフィルターが何百枚もあって、自分はこうなんだと思い込んでいる。勝手に決めている。
それらをぜーんぶ取っ払って、本当にありのままの自分の情報だけを得るという、そういう観察力がヨーガの初めの一歩なんです。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ