「自分を知る」ということ

心の中がジャングルだったり手が通らないような竹薮だったりして、陽も射さないし、ツタがからまってわけがわからない状態になって、ヨーガをやりながら、グジャグジャしたものを全部刈り取っていきますね。刈り取ってもあちこちに小さな根っこが残っていたり、季節になればまた別の芽が出てきたり、しっかり刈り取って掘り起こしたと思っていたところから雑草が生えてきたりしています。心の中も同じです。
ヨーガをやっていて素晴らしいなあと思うのは、その芽が出てきた時に何の芽がかわかるし、早く刈り取ったほうがいいのか、他に毒素をまき散らすことはないのか、そういうことがすぐにわかるようになることです。すなわち「自分を知る」ということです。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ