心の質を限りなく高めるために努力する

人間としての質、心の質を高めていくことを、もっとよく考えて欲しいんです。思いやりの深さとか安っぽいレベルでなく、もっと厳しい現実に照らし合わせて、それで本当に相手のことを思うっていう、そういうレベルでの思いやりですね。質っていうものの一つの例ですけれど、思いやりをとっても、愛情をとっても、表面的に傷を舐めあうようなものでなく、相手の命が本当に生きるために、自分にできることをどのようにするのか、どうやってお仕えできるのか、そういうことを考える。そういう愛情ですね。相手を生かすことに繋がっていく時、それは質の高い愛になります。自分自身の心の質を限りなく上げようと努力していくこと。それが生まれてきた最低限の責任です。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ