「怖れ」を生むのは「我」と「執着」と「プライド」です。我が強い人、執着が強い人、プライドの高い人は怖れがいっぱいあります。しかも「自己保身」の気持ちが動いた時は、完全に全てが怖れの対象になります。
自分の中の怖れを認識したら、その怖れを生むものが、我、執着、プライド、自己保身のどこから来ているのか、気づいていかなきゃいけない。それは非常に巧妙な「あや」を織りなしているので、表面的に見ただけでは分かりません。
「怖れ」はかなり深いテーマです。もっともっと意識を覚醒して目を開いて、“つもりの世界”から抜け出して、現実の自分という“ありのまま”を見つめて、どんどん剥がしていった方がいいと思います。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ