価値観の違う人と仕事をしたり、作業をしたりする時間は、自分の実力を試されるチャンスです。どうやって自分の思いを伝えるのか、思いを浸透させて、共通の理解に持っていくのかと実践していくときに、本当の実力がつくのだと思います。それには忍耐力も必要ですし、包容力も、洞察力も、想像力もさらに豊かでないと相手の立場や気持ちがわからないですから。いろんな角度で考えて、いろんな価値観を理解しようとする。しかも自分の信念を曲げずに、臨機応変に、表現方法に工夫を加えていく。みんなが気持ちよくいられるためにどうするかを考えられるようになったとき、最終的に実力が少しずつ上がっていくのだと思います。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ