自分の弱点を認める時、上っ面の弱点だけになりがちで、本当の弱点は認めたくないものです。それを認めるという事は、自尊心が傷ついたり、めげたり、落ち込んだりするので、どうしても認めたくないんですね。だから、その部分にフタをして、認めてもあまり傷つかないような弱点だけ認めて、自分を分かったつもりでいる。だけど、本当に素敵になりたいと思った時には、自分の魂にこびりついている汚い物を自分の意志ではがしていかなければなりません。そうすると、見たくない自分の弱点を見ないわけにはいきません。その時、生きているのが嫌になるくらい苦しいですけど、そこを見た時からはじまるのです。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ