もう一人の自分が自分の事を観察している「つもり」が一番実は怖い事で、このもう一人の自分というのは非常にくせものです。本当に集中力と緊張感を持ち続けていないとこのもう一人の自分というのは実は見たいところだけを見ている自分勝手な目のもう一人の自分になりやすいので、これは非常に危険な落とし穴ですね。初心の時の緊張と謙虚さで、どんな年齢になろうとどんなにキャリアを積もうとどんなポジションに行こうと、客観的に見続けているもう一人の自分というのが、実は本当に大事なもう一人の自分の目なのです。
ヨーガ教室シャンティパット主宰　紙やまさみ