仕事でいっぱいいっぱい、体の具合が悪い、こんなにしてあげているのに、理解されない私ってかわいそう――。そういう同情してもらいたいという心は、結局は自分自身の苦しみをもっと増やすことになります。なんとか理解してもらおうとすることをやめると、すごく楽になります。気にしないってことです。生きているってことは、いつもいろんな調子の悪い事と共存していくこと。その中で自分の魂が磨かれていくのです。もっともっと手放して、楽になれば、もっと人にも優しくなれる。そうしていくと、神様が「よくがんばっているね」と、人との出会いだったり、運命の変化だったり、欲しいものをぽんとそこへ置いてくれるんです。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ