「お母さんは本当は私のことが好きじゃないんじゃないか?」という気持ちや体験と共に育った子供は、基本的に、親を信じる土壌がないですね。「親が絶対的に自分を愛してくれていて、叱ってくれるのは自分のためなんだ」と分かって育つことと、そうでないことは、大人になった時の人生観に大きく影響します。すべての人生観がポジティブになるか、ネガティブなるか。その人生観を形作っていくんです。これから親になる人、子供がすでにいる人たちは、自分の子供に対する愛情表現を学んでいくことが大切です。心の中では「愛している」って言っても、表現しなければ伝わらないわけです。
これは恋人でも、会社の上司でも部下でも同僚でもお友達でも一緒。自分がどういうエネルギーでどういう言葉・表現をしたら信じてもらえるだろうかと、一所懸命学ぶことが大切ですね。
出典:「五つの天使が微笑んでvol.3 [3]ありのままの自分」 p151
担当:詩子