自分がものを習いたいと思った時は、ある時期はとにかく真似をしなければなりません。なぜなら、理由が分からないからですね。深い理由をまだ学べてないので、最初は真似から始まるんです。真似をしていくうちに、段々自分の体で理由がわかってくる。表面的に分かったつもりで自分の判断で動けば正しく習えないですね。私は自立が好きですから、できるだけ早く皆さんの心の中に自燈明が灯るように、効率よく学ぶという事を考えています。けれど途中においては、素直に正直に誠実に、信頼関係を紡いでいかない限りは、光は通っていかないと思いますね。シャンティパットの中だけでなく、人間関係全てがそうだと思います。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.3[3]」p127
担当:さかい