いい人と思われたい、頭が良いと思われたいという欲があると「こうあらねばならない」ことがいっぱい出てきます。でも、「ねばならない」ことは一つもないんです。それは自分が決めているだけです。自分の中でこうすべきだと思う事は、自分の中の小さい神様が進む方向性を示した時に出てくるもので、それには手応えがあるのでストレスにはならないですね。欲望のために「ねばならない」を持っているとしたら、早くそれを手放すべきですね。「ねばならない」を完璧にやったからといって好かれる保証はないし、いい人だと思われる事はほとんどないですから。どんな人間も、ありのままの自分は未熟です。その上で目指しているものに向かって自分で納得してワクワクできる「ねばならない」を、改めて自分が作る事が大事ですね。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.3」p112
担当:安田