能力のある人達が能力を自分のために使う時、それは代わりがいる使い方です。自分が出世する、自分が得する、自分が有名になる、自分が金儲けする。そういう自分が得する事に使った時、その能力は代わりのいる存在としての能力でしかないんです。
その能力を自分が損して人が得するように、誰かが幸せになる、誰かを喜ばせるように使う。その気持ちで能力を使えた時には、かけがえのない存在になるんだなと思います。
能力を、人を幸せにする形で使いこなせる。そういう意識が能力を持った人の中にあった時、本当にかけがえのない存在として、しかもたくさんの人を幸せにする力を持った、かけがえのない人として、良い影響を世の中に与える事ができるんですね。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.3[2]」p7
担当:ゆみこ