自分はなんて我が強いんだろう、と受け入れた時に進歩があります

「我」の強さが心を乱すわけですね。自分の思い通りにいかない、存在そのものが好みじゃないという事は「私の好みはこうだ!」という「我」以外の何物でもないので、この「我」が消えていってくれたらいつも何でも受け入れる事ができて、変化にも柔軟に対応できて、安らかで心が平和で、全然心が波立つ事がなくていいだろうなぁと常に思っています。人と人との繋がり、コミュニケーションを上手にしたいという思いがあるからこそ、人との摩擦により自分の「我」を知るんですね。自分で「自分はなんて我が強いんだろう」と受け入れた時にほんの一ミリ進歩があります。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.3[1]」p198
担当:くみこ