もう一人の自分がどれだけ自分を客観的に判断できているかが大事です

人間は肉体を持っている限りはどこかが不完全な魂です。完全な人間になるまで、新しい肉体をもらってやり残している宿題の続きを100点満点になるまでやり続けているのです。そう考えると、人を羨んだり、劣等感や優越感を持ったりすることはまったく意味がないということに気づきます。それよりも大事なことは、もう一人の自分がどれだけ自分を客観的に判断できているかということです。感情移入せず、落ち込む必要も焦る必要もなく、ただ自分の中にある物を事実として受け止めることが大切です。それが見つかったらどう対策を練ってどう練習したらいいかを考え、見つけたらまた練習すること、それが大事ですね。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.2」p91
担当:広瀬