人間の心というのは元々不条理な物なので、割り切れないものがたくさんあるのは当たり前の事です。割り切ろうとすると、人として大事なものが見えなくなるし、鈍感になっていきます。人と人が出会うときは、必ず葛藤とか悩み、悲しみや喜びがあったりします。人間は心がいつも揺れているのが当たり前なんだってことを感じようとする意識が大事です。この感情を自分はどうコントロールするのか、もっと大きくするのか、捨てていくのか、一所懸命考える。そこに人としての成長があるんです。堪えなければならないものがあるときは、体力が必要。その時には丹田力、筋力が力を発揮するわけですね。
出典:「五つの天使が微笑んで vol.4 毎日の言葉編」p240
担当:西山