自分に逃げ道を用意しておく人生は、自分の発展の足を引っ張ります

例えば、都合がついて行けたレッスンに行こうとか、日拝の手振りを朝起きれたらやろうっていうのと、行くって決めて何とかやりくりしよう、やるって決めて手振りの3分をどうやって作るか考えるのとでは、意識の働き方がもちろん違います。行かなくてもごめんなさいと電話をかける必要がないとか、やれなくても叱られないとか、やらなかった事に対する負い目を自分が引き受けなくていいという心がその奥にあります。そういう逃げ道のある人生というのは、自分の発展の足を引っ張ります。自分が決めた事を、自分に意識を持って自分の意思でやり遂げた達成感が体の中に充満してくると、治癒力が上がるし、自分に対する自信と信頼と気持ち良さが増します。それは最終的に自分の死を受け入れる事に繋がって行くので、日常の中の小さいいろんな事でいかに潔くあるべきかという練習を積み重ねて行くと、最後の最後で自分に対して100%今世の自分の命を生ききった、もう思い残す事も後悔もないと思えるんです。
出典:「五つの天使が微笑んでvol.4 ―毎日の言葉編―」p94
担当:ゆみこ