苦手な事をやらないで生きていこうとすると、そこには触られたくないという気持ちが出てくるので、自分の中に大きな恐れが生まれます。
大事なのは苦手だなあと思う事でも人の十倍練習すれば、絶対にできるようになるって事です。十倍というのは心の作業も含めています。精神的な問題において自分を十倍鍛えるという事は、なかなか手応えとして外に見えてこないので、やり始めても途中で嫌になる事が多いです。そこでもうひと踏ん張り、ふた踏ん張りで、十回踏ん張るとはっと気づいた時に自分の中から恐れが消えています。普通にできるなっていうふうに変わった時に、ものすごく心が軽くなるというのを体験すると思います。
出典：「五つの天使が微笑んで vol.3 (1)すぐに、じかに、自分から」p30
担当：川上