感受性を磨き続けることは、見えない意識が見えるようになることだと思います。鈍い方が便利な東京の生活の中で、いかに研ぎ澄ましていくか、尚、その鋭敏さ故に傷つき易くなる心をいかにしなやかにたゆたうように強く仕上げるか。こんな風に思っていてさえも、肉体的な疲労が溜まったり、精神的に追いつめられてあり、プラーナが足りなくなると「自分だけ」になってしまいます。その瞬間は地球のことも太陽のことも月のことも全然見えなくなって、ただ自分が自分の心に翻弄されます。
これをなだめ静める、又叱り飛ばしておとなしくさせるのが、もうひとりの自分です。全ての鍵を握っているもうひとりの自分をどこまで大きく育てられるか??? 一生の課題ですね。
出典:「五つの天使が微笑んでvol.2 満月のチャンティング編」1994.6.9.
担当:ゆみこ