おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(12月11日)をお届けします。
◆冬用の体にリセットしましょう
ここ数日でかなり寒暖の差が冬らしくなりましたけれど、季節の変わり目に何もしなくても体が自然に順応できるのは20代までです。
それを過ぎたら、やっぱり自分の意識できちんと体をコントロールしていかないといけないですね。
特に今の日本が、冬から春になって春から夏になるのも曖昧だし、春のはずなのに真夏の直射日光みたいになっていたり、真夏は30度を超える暑さがあり、秋になるかと思いきやまだ暑かったり、涼しかったりという、体にとっては非常に負担がかかる変化の仕方になっています。
そのことを自分がきちんと理解して、特に冬に入るときは、まだ気温が高い日が稀にあったとしても、一度は自分で冬用の体をつくらないといけないですね。リセットが必要です。
それには温めるのが一番いいです、思い切ってですよ。
ぬるいお風呂で1時間半ですね。とにかく浸かり続けるのです。
細胞の奥から汗が出るまで、音楽を聴いたり読書をしたり、ぬるくていいんですけれど長い時間というのが大事で、それを1回すると体が変わるんですね。
もしプラスできれば、プチアビアンガをセットで加えると更にガラッと体が変わります。
いま何人かが腎臓が腫れていたり、顔色が悪かったり黒かったりしています。そういう腎臓、肝臓などの不調を感じなくて済みます。
前もってやることです。
膝、腰、肩の痛みというのも、実は冷えて、冷えの塊が血液の循環をものすごく悪くして、筋肉も固くして、もともとの体の使い方のくせを更に助長させるんですね。
だから温めるというのが何よりも大事です。とにかく温める。
通常だったら1日16分間、湯船に浸かること。または、30分か40分の足湯をコンスタントにやっている方は、そんなに大きな不調が起きないと思いますが、秋から冬にかけて、冬になる前に1時間半かけて体をガラッとつくり変えるという意識を持つだけで、ほとんどの人が変わると思います。
体をケアしたら、当然のことながら寝具も見直して、食べるものの見直しもできると思うので、体を冷やすために食べていた生野菜は秋になったら一切やめて、ひたすら温野菜と根菜類を多めに摂る。
そういうことのセットで体が冬を思い出すし、頭が思い出すんです。
意識的に、季節に順応させる体づくりのタイミングを逃さないことですね。
そうすれば1年を通して、いつでもどの季節も、その季節を楽しみながら充実して達成感がある日々が送れると思います。
年齢とともに、こういうことが本当に日常生活に大きい影響を与えることになります。これは誰もが避けられないことですね。
その手間を省けば、やっぱり老化に負けていき、反応も長引くし、手を抜かずにその時間をかければ、体はちゃんと元気でエネルギーがいっぱいあって、よく動きます。
もっと早く、このリセットの時間をつくることをお伝えしたほうがよかったんですけれど、今からでも遅くないので、まだこれからもっともっと気温が一桁になると思いますから、その前に1回ちゃんと自分をケアする時間をつくってぜひやってみてください。
今だったら丁度、今年1年を振り返るという時間にあててもいいですし、来年の計画をじっくり湯船に1時間半浸かりながら練っていくのもいいですし、ね。
誰にも邪魔されない自分だけの、自分の体のケアと心の中の「事実はなあに?」を見るための時間に使えると思うので。
寒さも乗り切り、世の中が騒がしいですけれど、免疫力をとにかく落とさないために自分の心の循環というのが一番大事ですよ。
なにより影響を受けるのは、ストレスが頭の中の血液の循環を全て止めてしまうということです。それはウイルスより怖いことです。
血液が循環しないんですから、いろんなことに負けてしまいます。
とにかく頭も心も血液も、何もかも風通しがよい、人間関係も風通しがよい循環が起きていて、そして宇宙のエネルギーの、単なる通り道であるという、自我を張らずに通り道なんだという自分をキープできると、ずっと元気でいられると思います。
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2020年12月2日(水)朝のレッスンで