おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(8月21日)をお届けします。
◆子どもは迷いなく前に向かって進んでいきます
キッズリトリートは、本当に元気をもらいますね。
シャンカとクンジュールがないだけで、大人と同じようなメニューですけれど、キッズの集中力の素晴らしさで、エネルギーに敏感に反応して、刻々と心も体も全部入れ替わっていくように見えました。
その変化の様子があまりに美しいので、見ていて嬉しくなるというか、こちらももっともっといけるという気がして、相乗効果でエネルギーが更に高まるのだと思います。
今年は特に、まゆちゃんが小学校1年生で初参加でした。
今までは、リトリートは小学校3年生以上という決まりだったんですけれど、まゆちゃんはヨーガが大好きで、とにかく全てのポーズが出来るようになりたいということを、日頃から口に出しているような子なので、お泊りは怖くない? 泊まってみたい? と聞いたら絶対にやりたいということで、実験的に小学校1年生ですけれど受け入れました。
本当に素晴らしかったです。
彼女のやる気も素晴らしかったですし、周りのお兄ちゃんお姉ちゃんたちの彼女を気遣う様子を見ていて、こうやってそれぞれが成長しているんだなということを見せてもらった気がします。
最年長は中学1年生でしたけど、中学1年生が小学1年生を暗い道で手を引いたり、打ち上げ花火のときに怖いっていったらおんぶしたりとか。
それぞれがどうやって自分より小さい子を守ってあげるか? という学びが大きかったと思いますし、年々リトリートそのものの進化の素晴らしさに本当に感動しますね。
昨日の報告によると、その後まゆちゃんはお家でも味噌汁を自分で作っているそうです。
キッズリトリートでまゆちゃんは、味噌汁担当だったんです。
自分のお家で味噌汁をつくって、みんなに美味しいと言われると、なんともいえない笑顔になり、ついにはお父さんにつくり方を教えてあげたそうです。
たっちゃんは、いままでテーブルの箸置きと箸の並べ方がいくら注意してもきちんとできなかったのに、リトリートが終わったその夜から、ものすごくきれいに並べるようになりましたという報告がありました。
すぐ変われる、すぐ日常の中に生かして実践するのも、やっぱり子供の素直さと純粋さ。それを喜びながらやり続けることができる前向きさに、心底感動しますね。
いまシャンティパット全体が、自分の夢を叶えるためにはどうしたらよいか? それは、「応援を貰える人になる」というテーマで、タットワ・シュッディでもその話をずっとしていますし、折に触れその話をしています。
キッズリトリートでもテーマは、応援を貰える人になるにはどのように生きたらよいか? ということが大きいテーマでした。
そのなかで、時間を守るという話をキッズたちにしました。
時軸の神様がいらして、この神様の命令によって、子分の神様が各1分ごとに人間にお陰をくれるお使いの役をしてくれる。
決めた時間ピッタリに、そのお使いの神様は時軸の神様から命令された人たちに、お陰をポンと下さる。時間が過ぎていたらお使いの神様は行っちゃっているから、応援は貰えないっていう話をしたんです。
そうしたら、驚くほどに見事に子どもたちが時間を守って、食事の支度もそのほかいろんなカリキュラムに集まるときも、時の神様の応援を貰えなくなっちゃうよ、っていうのがみんなの合言葉で、たった2日間で眼を見張るように変わりました。早くっていう言葉を私は一度も使いませんでした。
いま何時です、というお知らせをするだけで、あとはキッズが自分たちで考えて、時間を守るためにどう動いたらよいか? どう協力したらよいか? ということをみんなが考えて行動する、本当に素晴らしいリトリートでしたね。
それは、写真を見て頂くとよくわかります。
もちろん様々な人間関係から応援をもらっていることも重々分かっていて、そういう作文をみんな書きました。
それプラス、時の神様からたくさんの応援を頂いて自分たちで成し遂げた、という宝物が胸の中にいっぱいあって、終わった後に「もう終わっちゃうの? もっとやりたい」というのがまゆちゃんの第一声でした。
来年は絶対に2泊3日にしてほしいってキッズ全員が目をキラキラさせて言う程、素晴らしく充実した本当によいキッズリトリートでした。
それを目の当たりにできたサポート班、家族は負けてはいけないと思います。進化の速度と気づきの深さと実行力ですね。
キッズに負けないように、大人は大人として深く、大きい進歩を日々遂げて、日常を変えていかなければまずいよねっていう気持ちを、リトリート後の屋台でみんなでシェアしながらキッズリトリートが終わりました。
今後の家庭内での子どもたちの進化を、時々聞かせて頂ければ更にうれしいです。
子どもは、ぐんぐんと迷いなく前に向かって進んでいきますから、大人もくだらないことでひっかかって、後戻りとか、下に下がるとか、そういうことがないように。
ひたすら何があっても糧にして、進んでいく気持ちこそが何よりも大事だと思います。
アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
2020年8月12日(水)朝のレッスンで