スーリャナマスカーラを通して苦手を得意に

おはようございます。
まさみブログ「本気の扉」(9月5日)をお届けします。

◆スーリャナマスカーラを通して苦手を得意に◆

スーリャナマスカーラは、ひとつずつを見直して徹底的に練習をした期間を経たのち、番号の号令で皆で一緒にやるようになっています。

確実に正確な形に近づいてきています。まだ完ぺきではありませんけど、かなり完璧に近い形までどんどん改良されています。

何年も前からクラスの中でやっていて、同じように説明してきたんですけど、できるようにならなかったので、とにかく体と脳が覚えるまでひとつひとつを取り出して、しつこくくどくくどく何回もやり直した結果、やっとこのスピードでもまぁまぁ見られる形になっています。

このことが象徴するように、苦手なことや漠然としていること、間違えて思い込んでいることは、やりやすい方に流れる。
それは日常の中でたくさんありますね。

習っても、自分の聞きたいところだけを聞いて、自分の好きなところだけ、やりやすいとこだけやって難しそうなところは見ないふり。嫌いなことはなるべく後回しにして、そのうちに忘れちゃったり。

でもそう思い込んでることや、嫌いなこと、やりたくないことを、クラスの中では追い詰められてできるまで名指しで注意を受けると、今はできるようになっています。

自分の生活も、そういう風に付きっきりで名指しで注意してくれる人はいないと思いますけど、だからこそ自分がやらなきゃいけない。

自分が自分の監視役として、きっちり毎日の中でやるべきことをやってるかどうか、しかも正しい形でやっているか。

やりたくないところを、見過ごしていないかどうか。
それを諦めないで丁寧に丁寧にやり続けていくと、必ずできるようになります。

そしていつかふと振り返ったら意外と好きかも、意外と得意かもって思うような発見があります。

でもそこに至る道筋は長いです。嫌々やる時間もたくさんあります。無理やりやる時もあります。

それを乗り越えて、脳が覚えてだんだん当たり前になって、当たり前を超えたら、あ、なんか好きかも、やりたいかも、やると気持ちがいいかもっていう状態まで自分で自分を調教していくこと。これはすごく大事ですね。

年を重ねるごとにですよ、小学生だったらいちいち靴揃えなさいって、ママが言ってくれたかもしれませんけど、中学生になったら言われなくなることがたくさんあります。

高校生になった大人になった、30歳になったら誰も何も注意なんてしてくれません。ただ陰で笑うだけ。

躾がなってないね、親がだらしないからああなんだね。親が笑われてるか自分が笑われている。本人に向かって誰も何も言いませんから。そういう風になって、自分だけがバレてないと思う人生ほどつまらないものはありません。

誰からも信じてもらえるような、そして頼りにしてもらえるような、一緒にいたいなと思ってもらえるような、いざという時あなただったら助けてもらえる、助けてくれるよねって思ってもらえるような、人として生まれた限りは、そういう存在になっていくことが一番気持ちのいいことなので、それを目指して毎日の自分を丁寧に調教していきましょう。

必ずできるようになる。これは本当に。スーリャナマスカーラも、もし今ビデオに撮れば、まぁまぁ全員が80点。だけど特訓の前だったら全員が20点レベルでした。そんなに点数が上がってきたことが「できる」という証明です。

自分にしかわからないいろんな内面的なことも、スーリャナマスカーラがきちっとできるようになったんだからできるよね、って自分の中で言ってみるのが大事です。

アメイジング・ヨーガ教室
シャンティパット主宰 紙や まさみ
8月29日(木)夜のレッスンで