漠然とした時間をなくす

毎回のクラスで、その都度完成ポーズの映像を頭に浮かべるという負荷を自分に掛ける事で、今度は日常の中で物を見た時に、なんとなく見る事が本当に減ってきます。一瞬一瞬の識別力が上がっていくので、具体的でシャープな映像として自分の中に残るようになるんですね。それはトレーニングなしでは無理だと思います。
スーリャナマスカーラが一番やりやすいので、練習するといいですね。自分のくるぶしが離れているのか閉じているのかもわからないまま、漠然と何万回もやっていても役に立ちません。「閉じる、閉じる」と練習した時に初めて、脳とくるぶしの神経が通うんですね。自分の意識の持ち方をはっきりと覚醒させることが本当に大事です。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ