「かったるい」が頭や心によぎったら

練習嫌いな人は目的意識が希薄です。どうなりたいのかという最終地点の映像が漠然としているんです。そういう場合、「かったるい」というのが先に来るので、どうしても集中力が出なかったり、練習をやりたくないというのが強いらしいです。生きていくこと自体が練習の積み重ねであると、私は思うので、目指す星という最終地点にいる自分はどうなっているのかということを、もっともっと具体的に映像で細かく描けなきゃいけないし、言語化できないとダメですね。言葉にして語れるまで突き詰めていく。その完成図を細かく分類して、日常でのはっきりしたデッサンにまで仕上がってくると、もう後はやるだけです。手に届きそうに近くに見えるから、苦でなくなるんです。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ