魂修行の初めの一歩は

「ありのまま」の自分を、「あるがまま」に受け入れてからしか、魂の修行は始まりません。
例えば、自分では300キロでヘアピンカーブを曲がれると思い込んでいるけど、実際は時速60キロでも曲がれない。それがありのままなのに、自分で勝手に300キロで曲がれるはずだと思い込んでいると、いくら努力をしても実を結んでいきません。できないのに無謀な運転をして命を失うかもしれません。だから、自分が時速60キロしか出せないことを受け入れることがすごく大事です。自分のありのままを、過大評価もせず、過小評価もせず、淡々と「自分はこういう特徴がある、特質もある、欠点もある」と受け入れて、魂修行の初めの一歩が始まります。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ