相手に絶対に嘘がつけないものに「姿勢」と「声」があります。例えばいつも腰を引いて座っている人は、どこかで常に自分を頼りなく思っていたり、コンプレックスに負けているということに直結しています。だから常に腰を立てる、おへそが前に出る、乳首で風を切る姿勢になる。気がつくと心が非常に前向きになっていて、劣等感に負けそうになっている自分自身をキャッチできるような心の筋肉がついてきます。声も同じで、心に迷いがあったり、媚びが合ったりする時は、声にエネルギーが乗りません。一瞬一瞬に意識が覚醒して、行動と頭と言葉と心がピシッとあって生きてきた人は、声にエネルギーが載ってきます。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ