どんな自分も平らな心で受け止める

魔は、魔とは覚られない形でスルッと心に忍び込みます。良い気分にさせてくれる甘い囁きだったり、傷を舐め合うような理解をしめしたりして隙をつき、ネガティブな方向へとそそのかします。有頂天になりそうな時は心を引き締め、心を新たにして喜びを噛み締めます。落ち込んだ時は、人生は長いのだから明日を信じて焦らないと言い聞かせ、気持ちを楽にして大自然に感謝。バランスを保ってさえいれば、魔が付け入る隙はありません。目を外に向ける時も枝葉に迷わされず、出来事や人物の中心を見極める目を養って。中心さえ見えれば、忙しさや病気、甘えや怒りが言わせている言葉に翻弄されず、思いやりをもってさらに大きな愛を自分の内に育てることができます。
ヨーガ教室シャンティパット主宰 紙やまさみ